仙台・ぶらんど～む一番町商店街の路地に古着店「パナマボーイ」仙台店（仙台市青葉区一番町3、TEL 022-263-3868）がオープンして1カ月がたった。

「ゴチャゴチャ感と手作り感」のある店内

　1979（昭和54）年、東京・原宿に1号店をオープンした同店。おしゃれに興味がある18～24歳の女性をメーンターゲットに、原宿・郡山・青森・札幌・仙台の5店舗を展開。アメリカ・カナダを中心とする個性的なインポート古着とシーツやバンダナ・デニムを使ったリメークアイテムをそろえ、15～70歳と幅広い層に親しまれている。

　仙台には1989年に出店し、青葉通沿いの雑居ビル内で約16年間営業を行っていたが、2005年に撤退。今回、7年ぶりの再出店を果たした。「ファッションビルからの出店要請もあったが、仙台の街はコンサバ感が強く、弊社の商品は全く受け入れられないと考えていた」と同社社長の北芝寛昭さん。「最近になって、どうしてこれだけの街に今時の古着屋がないのか不思議に思い、ばくちだがやってみようと決意した」という。店舗面積は約40平方メートル。

　ラインアップはレディス中心で、シャツ・ジャケット・ベスト・スエット・スカート・ショートパンツ・デニム・ワンピース・缶バッジ・バッグ・スカーフ・アクセサリー・レースクロス・キルト・ぬいぐるみ・人形など常時2000点以上。洋服の価格帯は945円～。

　北芝さんは「今まで仙台にはなかった古着を扱っている店。『何じゃこれ』と思うような商品も多々あると思うが、見ているだけでも楽しいので、ぜひお立ち寄りいただければ」と来店を呼び掛ける。

　営業時間は10時30分～20時。