仙台市青葉区のライブハウス「MACANA(マカナ)」(仙台市青葉区一番町2、TEL 022-262-4787)が10月8日、移転オープンした。
1996年のオープン以降、プロ・アマ問わず広いジャンルのミュージシャンが出演し、さまざまな音楽イベントの中心にもなるなど仙台の音楽シーンを支えてきた同店。東日本大震災の影響で入居ビルの取り壊しが決まり、新天地での再開を目指していた。
移転場所はサンモール一番町商店街内の旧「伊達のTonTon酒場 美日月」跡で、店舗面積は106坪。「店があったころに何度か来ていて、天井の高さがいいなと思っていた。皆に見てほしいと思える最高の空間ができた」と店長の佐藤洋一さんは話す。
「10月8日にオープンして初めて音が鳴った時、照明が光った時に、自分の場所に帰って来た感じがした。たくさんの人にお祝いもしてもらい、みんなが待っていてくれたことを実感できた」と佐藤さん。「みんなの遊び場として、たくさんのアーティストやお客さんが集まりやすい空間にしていきたい。『マカナに行けば楽しいことをやっている』と思われるような場にできれば」と意欲を見せる。
ホールレンタル料(常設楽器使用料、オペレーター料込み)は、月曜~土曜=26万2,500円、日曜・祝日=28万3,500円。