宮城県庁に2月16日、函館市のキャラクター「イカール星人」が現れ、宮城県観光PRキャラクター・むすび丸と一戦を交えた。

声援を送った子どもたちと一緒に記念撮影

　県庁に届いた襲撃予告を読んだむすび丸が「僕が宮城を守る！」と迎撃態勢を整えていたところへイカール星人が定刻通りに登場。「函館を征服するために宇宙からやって来たが、函館市民のイカ消費量が多く攻略できずにいる。そこで東北侵略大作戦に切り替えた。まずは宮城を支配下にするのじゃ」と説明し、10本の手足でむすび丸に襲い掛かった。

　子どもたちが声援を送る中、勇敢に刀を抜いて立ち向かったむすび丸だが、イカール星人の必殺技「ゲソチョップ」を受けてダウン。「もはやこれまでか」と誰もが思った瞬間、県庁1階のドトールから出てきた青森市観光PRキャラクター「ハネトン」が仲裁に入り、イカール星人を説得。あっさり3人は友達となり、友情の証しとして記念品を交換し合った。

　このイベントは、宮城観光キャンペーン推進協議会と青森・函館両市による青函観光宣伝協議会が、青函圏域の観光PRや誘客促進、交流人口拡大を目指して企画したもの。市内の保育園児をはじめ、昼休みの県庁職員や市民など約200人が集まってイベントを楽しんだ。