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シニア就労支援企業が人手不足の飲食店をサポート 「ハチ」とパートナー契約

締結式の様子。ジーバーの永野さん(前列中央左)とオールスパイスの角田さん(同右)。ジーバーFOODのスタッフらと共に

締結式の様子。ジーバーの永野さん(前列中央左)とオールスパイスの角田さん(同右)。ジーバーFOODのスタッフらと共に

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 シニア世代の就労支援事業を展開するジーバー(仙台市太白区)が飲食店の仕込みや調理の手伝いを行う新事業「本当に美味(おい)しい応援隊」を立ち上げ、7月30日に洋食レストラン「HACHI(ハチ)」などの飲食店を展開する「オールスパイス」(青葉区)とパートナー契約を締結した。

ジーバーFOODスタッフによるハチ提供メニューの仕込みの様子

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 2022年11月から宅配弁当と食堂運営の「ジーバーFOOD」を展開しているジーバー。新事業について、社長の永野健太さんは「地域の飲食店が抱えている働き手不足の課題を、地域の料理上手なシニアの皆さんがサポートすることで解決し、おいしい味を次世代につないでいくと同時に、シニア世代に誇り高き仕事を創出していく」と説明する。

 第1弾としてオールスパイスとパートナー契約を結んだ。ハチの人気メニューであるナポリタン用の麺をゆでる、具材の野菜をカットするという1次加工をジーバーFOODのスタッフが担い、仕込んだ食材を店舗に配達する。

 オールスパイス社長の角田秀晴さんは「創業者である父からポリシーとして受け継いで長く続けている考え方が『当たり前のことを真面目にこつこつ』。ジーバーFOODの皆さんのまさにそのような仕事ぶりを拝見して、安心してお願いできると感じた」と話す。「このナポリタンの麺や具材は私のおじいちゃん、おばあちゃんが作っているんだよということを自慢しながら食事してもらう機会がきっとあると思う。小さなことだが、そんなシーンこそ、地域との連携や地域への貢献につながるのでは」と期待を寄せる。

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