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地域スポーツ誌「Standard宮城」創刊-県内のスポーツ選手にエール

「河北スポーツマガジン Standard宮城」創刊号の表紙

「河北スポーツマガジン Standard宮城」創刊号の表紙

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 河北新報出版センター(河北新報総合サービス、仙台市青葉区五橋1)は7月1日、「河北スポーツマガジン Standard(スタンダード)宮城」を創刊した。隔月刊で奇数月1日発行。

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 「Standard」は「全国初の地域スポーツ誌」として、岩手で2007年に創刊。2010年に発行元を山口北州印刷(岩手県盛岡市)に移してリニューアルし、県内のアマチュアスポーツファンや部活動に取り組む高校生のいる家庭などから支持を集めている。

 宮城県版の発行を以前から検討していたという河北新報出版センターの岩瀬昭典社長。「特に震災後、宮城の人たちのスポーツへの視点が変わった」ことを感じ、「宮城でさまざまなスポーツに取り組んでいる人たちにエールを送りたい」と発行を決めた。

 夏の高校野球特集「太陽劇場の幕が開く」では出場校を紹介し、中でも注目の高校や選手、監督をピックアップ。「2014年 この顔が宮城を熱くする」と題した特集ではサッカーや陸上競技、ソフトテニス、ゴルフ、フェンシング、ボブスレーまで幅広いジャンルから今後の活躍が期待される26人を取り上げている。

 ほかにも、仙台89ERSの志村雄彦選手と明成高校男子バスケットボール部ヘッドコーチ佐藤久夫さんの対談、仙台一高と仙台二高の定期戦、仙台六大学野球、高校総体陸上競技、仙台国際ハーフマラソンなど、地元に密着した記事が並ぶ。巻末には宮城出身の金メダリストからのメッセージも。

 岩瀬社長は「宮城にはまだまだ知られていないスポーツがたくさんある。そうしたスポーツの素晴らしさに目を向けていただくきっかけになれば」と期待を寄せる。

 A4判116ページで、価格は800円。発行部数は1万部。県内の書店、コンビニのほか、同社ホームページでも販売する。

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