JR仙台駅2階中央改札前コンコースで2月26日から、毎年恒例の「新酒地酒と酒の肴(さかな)まつり」が開かれる。
同イベントはJR東日本東北総合サービス(仙台市青葉区)が新酒の出そろうこの時期に開き、日本酒愛好家をはじめ駅の利用者や観光客などで毎年にぎわう。
今年は、むとう屋(松島町)、角星(気仙沼市)、秋田県酒類卸(秋田県秋田市)、大黒屋(山形県天童市)、森(福島県郡山市)が出店。宮城、秋田、山形、福島の新酒・地酒を中心に約170種類を販売する。中心価格帯は4合瓶(720ミリリットル)=1,600円前後。
主なラインアップは、宮城=「阿部勘」「勝山」「乾坤一」「萩の鶴」「日高見」「澤乃泉」「雪の松島」「金紋両國」、秋田=「雪の芽舎」「飛良泉」「刈穂」「天の戸」、山形=「霞城寿」「秀鳳」「出羽桜」「初孫」、福島=「花春」「榮川」「末廣」「奥の松」「人気一」など。青森・岩手の銘柄も少量そろえるほか、梅酒・ゆず酒・いちご酒・甘酒・ワインも販売する。
会場では、水産加工品や漬物など、東北6県の酒の肴も販売する。宮城=「金華さばの押しずし」「牡蠣(かき)の薫製」、秋田=「いぶりがっこ」「にしん煮」、青森=「にしんずし」「葉くるみ漬」、山形=「おみ漬」「晩菊」、岩手=「さばの缶詰」、福島=「あんこうの肝あえ」「爽辛しらす」など。
同イベント担当者は「今年の新酒は各地で素晴らしい出来とのこと。試飲もあり、実際に味を確かめていただけるこの機会に、お気に入りの酒と肴を見つけていただければ」と呼び掛ける。
開催時間は10時~20時(最終日は19時まで)。3月1日まで。