仙台・西公園前の居酒屋「食・酒・笑 にこらす」(仙台市青葉区大手町、TEL 022-211-8226)がオープンして1カ月がたった。
飲食業に約10年携わってきたオーナーの小原健志さんが1月に開業し、妻の友恵さんと切り盛りする同店。店名は「うまいものを食べて飲んで笑ってほしい」との思いから付けたが、「私がたまにニコラス・ケイジに似ていると言われるので…(笑)」(小原さん)とも。店舗面積は7坪で、席数はカウンター・テーブル計15席。
フードメニューは、和食ベースの創作料理を約30種類提供。ガーリックトーストにエビ真丈をのせて揚げた「それいけ!エビパンマン!」(600円)、リゾットを春巻き風に揚げてサツマイモソースをかけた「3種類の木野子の揚げリゾット」(750円)、「じゅわっと鶏唐ねぎソースぶっかけ」(700円)、「牛三角バラ肉のサッとあぶり」(900円)など。「横手やきそば」(500円~)など、小原さんの出身地である秋田の名物や旬の素材を使った日替わりメニューも。
ドリンクは、ビール・日本酒・果実酒・焼酎・ウイスキー・カクテルなど100種類以上で、価格は400円~680円。日本酒は「まんさくの花 特別純米」(1合、600円)、「阿櫻 特別純米酒」(同、650円)など秋田の地酒をはじめ、小原さん「おすすめ」の銘柄を約10種類そろえる。
客単価は3,500円。30~50代の男性客を中心に近隣住民などでにぎわいをみせている。「私には『居酒屋最強説』という持論があり、一番気軽に料理と酒を楽しめる場所は居酒屋だと考えている」と小原さん。「日ごろのストレスを忘れられる『心のスパ』だと思ってもらえれば」と来店を呼び掛ける。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、居酒屋=17時~23時。