宮城県庁で「戦国BASARA」商談会-地元での販路拡大目指す

宮城県庁で行われた「戦国BASARA」商品展示会の様子。今後発売予定の商品サンプルも展示された

宮城県庁で行われた「戦国BASARA」商品展示会の様子。今後発売予定の商品サンプルも展示された

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 宮城県庁で7月21日、「戦国BASARA」関連商品の展示商談会が開かれた。

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 県内ではテレビアニメ「戦国BASARA」の人気を受けて、食品メーカーなどがアニメを制作したプロダクションI.G(東京都国分寺市)とライセンス契約を締結。同作品の人気キャラクター・伊達政宗と片倉小十郎を活用したコラボレーション商品を展開し、東京・池袋の「みやぎふるさとプラザ」などを中心に首都圏での好調な売れ行きをみせている。一方で、地元での販路拡大が課題となっていることから、地元バイヤーへの周知を目的に会を実施した。

 今回の出展企業と商品は、長沼環境開発(地ビール)、高浜食品工業(笹かま)、パールライス宮城(環境保全米)、奥州白石温麺協同組合(うーめん)、森昭(みそ、めんつゆ)、東北工芸(玉虫塗絵はがき)、内ヶ崎酒造店(日本酒)、アイビー(牛タンカレー、大福)、黄金食品(ずんだ餅)。そのほか、イベントタイアップ事例として大崎市の「政宗公まつり」と白石市の取り組みも紹介された。

 当日は約70人が参加。県情報産業振興室の小野光規さんは「地元特産品による『戦国BASARA』関連商品が拡充することで相乗効果が生じ、各イベントや首都圏・地元での販売でも今回のように一つのコーナーやシリーズとして検討していただければ」と期待を寄せる。

 アニメ作品などで地域に注目が集まることについては、「好きな作品をきっかけに地域への興味を持っていただいたり、実際に足を運んでいただいたりというのは、地域にとっても非常にうれしいこと。今後もアニメなどのコンテンツをきっかけとした、地域・観光振興、コンテンツ産業そのものの振興を推進していきたい」と意気込みをみせる。

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