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にしき食品にレトルトカレー新商品 宮城のデリシャストマトとちぢみ雪菜使う

宮城の素材シリーズ「デリシャストマトのキーマカレー」(写真提供=にしき食品)

宮城の素材シリーズ「デリシャストマトのキーマカレー」(写真提供=にしき食品)

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 レトルト食品メーカー「にしき食品」(岩沼市)が展開する「NISHIKIYA KITCHEN(ニシキヤキッチン)」が3月7日から、レトルトカレー「宮城の素材シリーズ」の「デリシャストマトのキーマカレー」「ちぢみ雪菜のチキンカレー」を数量限定で販売する。

宮城の素材シリーズ「ちぢみ雪菜のチキンカレー」

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 うまみ調味料、香料、着色料、保存料を使わずに作るレトルト商品を販売する「ニシキヤキッチン」。現在、宮城と東京に計6店舗を展開し、カレーをはじめ、スープ、パスタソース、鍋のもとなど約120種類を販売している。「宮城の素材シリーズ」は2019年1月からこれまで8商品を展開している。

 「デリシャストマトのキーマカレー」(520円)は、デリシャスファーム(大崎市)が栽培するトマト「玉光デリシャス」を使ったキーマカレー。同社広報担当者によると、トマトは種まきから出荷まで3、4カ月かかるが、デリシャストマトは約半年かけ冬を越させることでトマトの味が凝縮し、甘みと酸味のバランスが良いという。広報担当者は「デリシャストマトのフレッシュな味わいのトマトジュースを濃縮し、トマトと相性の良いスパイスを組み合わせ、味わいが引き立つようにしている」と話す。2019年から毎年数量限定で販売し、これまでの累計販売数は1万6000食。

 「ちぢみ雪菜のチキンカレー」(600円)は、仙台市で栽培された「ちぢみ雪菜」を使い、そのほろ苦さを生かした味わいに仕上げた。ちぢみ雪菜は宮城県の特産野菜で、冬の寒さに耐えることで葉がちぢれて肉厚になり、甘みやうまみが凝縮して青菜の香りが増す。「収穫当日にペーストに加工し、スパイスにも負けないほろ苦さと青菜の香り、おいしさをそのまま生かしている」と同担当者。2021年から毎年数量限定で販売し、これまでの累計販売数は1万食。

 「地域貢献につなげたいという思いで販売している。県内外の方に宮城の良さを知っていただければ」と呼びかける。

 いずれも内容量は180グラム。ニシキヤキッチン各店とオンラインショップで取り扱う。

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