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IBEX、新「楽天イーグルスジェット」就航 今江新監督「敵地にも応援に」

(左から)楽天野球団の森井社長、アイベックスエアラインズの前澤社長、楽天イーグルスの今江監督、クラッチ

(左から)楽天野球団の森井社長、アイベックスエアラインズの前澤社長、楽天イーグルスの今江監督、クラッチ

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 アイベックスエアラインズ(東京都江東区)が12月17日、東北楽天ゴールデンイーグルスデザインの特別塗装機「新・楽天イーグルスジェット」の就航を始めた。

自身が描かれた「新・楽天イーグルスジェット」をアピールするクラッチ

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 アイベックスエアラインズは、仙台空港(名取市)を拠点にする地域航空会社。現在は、仙台空港から札幌(新千歳)、名古屋(中部)、大阪(伊丹)、広島、福岡に就航している。2020年シーズンから楽天野球団(仙台市宮城野区)とスポンサーシップ契約を締結。スポーツおよび豊富な観光資源を持つ宮城県の魅力を発信し東北を盛り上げようと、2020年8月に「楽天イーグルスジェット」を就航した。

 プロジェクト第2弾となる「新・楽天イーグルスジェット」。対象機体はCRJ700(JA07RJ)で、デザインは10月に行った「新デザイン総選挙」の3案の中から投票で決定した。球団公式マスコットのクラッチ、クラッチーナ、スイッチのイラストが描かれたデザインが採用された。

 座席数は70席。座席のヘッドレスカバーにチームカラーを使い、搭乗時の音楽に公式球団歌の「羽ばたけ楽天イーグルス」を採用する。今後は選手の声による機内アナウンスも検討しているという。

 初日は仙台空港で就航記念セレモニーを行い、アイベックスエアラインズの前澤豊社長、楽天野球団の森井誠之社長、楽天イーグルスの今江敏晃新監督、クラッチが出席した。

 前澤社長は「地元の方と歩んでいきたいという思いが強く、今回はファン投票という形を取った。最も親しみやすいデザインが採用されたと思っている」と話す。「当社が仙台空港から就航している地域は、セ・パ交流戦を含め、全てイーグルスの対戦相手がいる地域。シーズンはまだ先のことだが、一足先に相手地域に乗り込んでいく」とも。

 今江監督は「自分たちのチームのロゴがデザインされた飛行機があるということをうれしく思う。新体制になったイーグルス、新・楽天イーグルスジェットと共に飛躍の年にしたい」と意気込む。「来年この新・楽天イーグルスジェットに乗って、敵地にも応援に来てほしい。降りた時には頭から離れないくらい応援歌が流れているので、その流れで球場に来てもらえたら」とも。

 就航全路線でランダムに運航する。運航スケジュールはアイベックスエアラインズのウェブサイトで知らせる。

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