仙台の冬の風物詩「2023 SENDAI光のページェント」の開催期間が12月8日~25日に決まった。昨年より1日多い18日間。開催概要を10月19日、実行委員会が発表した。
「冬の仙台を明るくしたい」「杜(もり)の都を光の都へ」という思いから1986(昭和61)年に始まったという同イベント。38回目を迎える今年のテーマは「感謝の煌(きら)めき」。仙台三越前~定禅寺ガーデンヒルズ迎賓館前まで約500メートルにわたり、定禅寺通沿いのケヤキ129本に昨年より3万級多い約50万球のLEDを取り付ける。LEDの色味は電球色。暖かみのある「仙台カラー」で光の回廊を作り出す。
期間中、勾当台公園市民広場では野外アイススケートリンク「スターライトリンク」(12月1日~)や木造小屋風の屋台「ヒュッテ」でドイツのグルメや雑貨を販売する「仙台クリスマスマーケット」を展開。定禅寺通の緑道にはハート形のイルミネーションや展望デッキなどを設置する。
点灯時間は、月曜~木曜=19時~22時、金曜・土曜=18時~22時、日曜=18時~21時。初日には4年ぶりの点灯式を行う。
運営費が不足していることから実行委員会では現在、市内各所の商業施設や市区役所に募金箱を設置し、寄付を募っている。11月1日~12月25日には、100万円を目標にしたクラウドファンディングを行う予定。