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「仙台・青葉まつり」4年ぶり本格開催へ 呼び物「時代絵巻巡行」も復活

伊達古式火縄銃演武式も復活する(写真提供=仙台・青葉まつり協賛会)

伊達古式火縄銃演武式も復活する(写真提供=仙台・青葉まつり協賛会)

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 杜(もり)の都の初夏を彩る伝統の祭り「仙台・青葉まつり」が5月20日・21日、仙台の中心市街地で開かれる。

4年ぶり復活の「時代絵巻巡行」

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 江戸時代の仙台東照宮の祭礼「仙臺(せんだい)祭」をルーツとし、明治に伊達政宗公を祭る青葉神社の祭礼として始まった「青葉まつり」に由来する「仙台・青葉まつり」。1970年代に交通事情などから一度途絶えたが、政宗公没後350年の1985(昭和60)年に「市民がつくる市民の祭り」として復活。松焚(まつたき)祭、仙台七夕と合わせて仙台三大祭りの一つに数えられる。

 4年ぶりの本格開催となる今年のテーマは「ありがとうを込め、再興の伊達時代まつり」。仙台・青葉まつり協賛会事務局担当者は「本格的にまつりを再開できる喜びと感謝の気持ちが皆さまに伝わるよう、心を込めて準備を進めている」と話す。

 20日の「宵まつり」では、定禅寺通、一番町通、中央通などを会場に、107祭連(まづら)約3300人がすずめ踊りを披露。18時15分からは、仙台木遣(や)り会の先導でちょうちんをともした3基の山鉾(やまぼこ)が定禅寺通を巡行する「仙台宵山鉾巡行」を行う。

 21日の「本まつり」では、甲冑(かっちゅう)姿の武者行列、青葉神社の神輿渡御に稚児行列、10基の山鉾巡行、すずめ踊りの大流しと続く「時代絵巻巡行」(東二番丁通り~定禅寺通)が4年ぶりに復活。今年は93団体、約3400人が参加し、全長2.2キロにも及ぶ時代絵巻の大パノラマを展開する。定禅寺通では伊達古式火縄銃演武式や仙台消防伝統階子(はしご)乗りも披露する。

 勾当台公園や市民広場では、政宗公ゆかりの地のグルメを一堂に集めた「杜の市」を展開。せんだいメディアテーク1階オープンスクエアのまつり交流広場では、市民広場のライブ映像配信と合わせ、映画やテレビの撮影で使われた戦国武将7人の甲冑を展示する。展示時間は、20日=14時~20時、21日=10時~17時。

 開催時間は、20日=10時~20時、21日=9時~17時。

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