仙台の洋食レストラン「MAGO HACHI KITCHEN(マゴハチキッチン)」(仙台市青葉区一番町4、TEL 022-748-4588)が現在、「オムライススタジアム2023」決勝大会進出を目指してウェブ投票を呼びかけている。
カゴメ(名古屋市)が主催する「オムライススタジアム」は、国内でオムライスを提供している飲食店を対象にした創作オムライスの日本一決定戦。書類選考と東北大会を勝ち抜き、マゴハチキッチンが東北エリア代表に選ばれた。3月20日から始まったウェブ投票は、各エリアの代表9店から決勝に進出するベスト3を選出するもの。
マゴハチキッチンは名取市で創業したハンバーグレストラン「ハチ」の系列店で、オールスパイス(仙台市青葉区)が運営。2013(平成25)年には同じくカゴメ主催の「ナポリタンスタジアム」で系列店が優勝している。同社の角田秀晴社長は「ナポリタンとオムライス、日本の誇る二大洋食で2冠を目指したい」と意気込む。
エントリーメニューは、オープン時からの一番人気商品「HACHIのハンバーグのせトマトオムライス」。ターメリックライスにソフリット(しっかりと炒めた野菜)を加え、ハチのオムライス専用トマトソースで炒めたチキンライスを、フワフワ、トロトロとした食感に仕上げた「宮城の赤たまご」の卵焼きで包んだクラシックタイプのオムライスに、ハチ創業以来の看板メニュー「デミグラスソースハンバーグ」をのせる。
「地区予選に参加した店の分まで頑張るのが代表の務め。日本一を獲得できればナポリタン同様、東北、宮城の名物に発展させていける可能性がある。宮城・仙台の洋食レストランが2冠を獲得することで、観光客が牛たんやすし、せり鍋だけでなく、洋食を楽しみに来てくれる日を想像するとワクワクする」と角田さん。「そんなドラマに一緒に参加してもらえたら」と投票を呼びかける。
ウェブ投票受け付けは4月3日まで。投票は1日1回まで。決勝大会は5月13日に開かれる。