宮城の地酒をはしご酒で楽しむ「ぐい呑(のみ)パスポート」が現在、仙台市内の飲食店で開催されている。
陶磁器卸問屋の瀬戸屋(若林区)が地元の陶芸家、蔵元、飲食店と連携し、地域活性化を目的に企画。昨年5月~8月に初開催した。
宮城の5窯元が手がけた5種類の酒器(巾着付き)のうち1つと日本酒チケット5枚が付いた「ぐい呑パスポート」を購入し、参加店に持参すると、チケット1枚につき宮城の日本酒1杯が飲める。同じ店での利用は1日1杯まで。「どの酒器が当たるかは箱を開けるまでのお楽しみ」とイベント担当者。
「肴処(さかなどころ)やおよろず」「おでん こうぞう」「酒趣(しゅしゅ)」「無垢(むく)とうや」「横丁三七三」「食・酒・笑 にこらす」「本格酒処シマウマ酒店」「むとう屋仙台駅店」(以上青葉区)、「大石屋」(宮城野区)など27店が参加。純米酒をテーマに、「乾坤一」「黄金澤」「蔵王」「一ノ蔵」「浦霞」「日高見」「蒼天伝」「雪の松島「萩の鶴」「山和」「天上夢幻」「浪の音」「宮寒梅」「阿部勘」など、各店で異なる銘柄を提供する。
「ぐい呑パスポート」の価格は3,300円。1000セット限定。参加各店のほか、「錦本店」「池田酒店」「カネタケ青木酒店」「酒のかわしま立町店」「藤崎大町館2階食器売り場」「むとう屋仙台駅店」「瀬戸屋本社」「楽天ショップ夢陶房」で販売する。
8月13日まで。