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NTT東、県視覚障害者福祉協会に「点字電話帳」贈呈 暮らしに関わる番号掲載

滝澤さん(左)から穂積さんに点字電話帳が贈呈された

滝澤さん(左)から穂積さんに点字電話帳が贈呈された

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 NTT東日本宮城事業部が6月2日、「点字電話帳(宮城県版)」を宮城県視覚障害者福祉協会に贈呈した。

点字電話帳の誌面

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 NTT東日本宮城事業部とNTTタウンページが発行する点字電話帳(宮城県版)は、県内の行政機関や交通機関、公共サービス、緊急ダイヤルなど、暮らしと密接に関わる電話番号を点字で掲載する。視覚障がい者の生活をサポートするツールとして1981(昭和56)年の初版発行以降、約3年ごとに更新。5月に第13版を発行した。

 今回、点字電話帳250部と拡大文字電話帳(墨字版)240部を発行した。医療、警察、消防、救急をはじめ、電気やガス、水道などの公共サービス、市区町村や都道府県などの行政機関、交通機関、視覚障がい者関連施設、各種電話相談サービスなど、県全域1492件の電話番号を掲載する。

 県障害者福祉センター(仙台市宮城野区幸町4)で行われた贈呈式には、NTT東日本執行役員・宮城事業部長の滝澤正宏さんや県視覚障害者福祉協会副理事長の穂積康友さんらが出席。滝澤さんから点字電話帳を受け取った穂積さんは「40年以上にわたり点字電話帳を作っていただき本当に感謝している。事細かに分かりやすく見やすく書いてあり、この1冊があるといざという時も安心だなと思う。大切に使いたい」と話す。

 点字電話帳と拡大文字電話帳(墨字版)は、県内在住の視覚障がい者、福祉関係施設などに配布、設置する。

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