クラフトビールの飲み比べイベント「ジャパニーズエールフェス」が4月13日、シェア型レストラン「仙台みらいん横丁」(仙台市青葉区中央4、TEL 050-3116-1893)で始まった。主催は「favy」(東京都新宿区)。
「仙台みらいん横丁」は3月17日にオープン。店ごとの仕切りはなく、1階に「旨味(うまみ) ふく丸 御利益店」「定食と旬菜 ひなた」「呑船海(のふうぞ)」、2階に「サケリスト 仙台(4月20日オープン予定)」「29ON 仙台(オープン日未定)」の5店が入居する。2フロアで延べ床面積は約70坪、席数は計103席。利用客は座ったままスマホで各店のメニューを注文し、出来上がった料理が運ばれてくる。支払いはキャッシュレスのみ対応する。
今回のジャパニーズエールフェスは、新型コロナウイルスの影響を受けるクラフトビール業界を盛り上げたいと同社が企画。通販で購入する「オンライン」と、ブルワリー直営店や飲食店で楽しむ「オフライン」で展開する。昨年7月~12月に開かれた「ジャパニーズラガーフェス」に続く第2弾となり、今回は16都府県20ブルワリーが参加する。
仙台みらいん横丁ではオフラインの飲み比べイベントを開催。「春を彩るエールビール」「日本らしいエールビール」をテーマに、19ブルワリーから常時9種類を入れ替わりで用意し、時間無制限の飲み放題で提供する。
参加ブルワリーは、「いわて蔵ビール」(岩手)、「Y.Y.G BREWING」「OGA BREWING」(以上東京)、「秩父麦酒(ビール)醸造所」(埼玉)、「こまいぬブルワリー」(千葉)、「Diamond Brewery」(滋賀)、「ブルーウッドブリュワリー」(和歌山)、「松江地ビールビアへるん」(島根)、「浮島ブルーイング」(沖縄)など。
同社広報担当の倉田鮎美さんは「桜やほうじ茶、大阪のミックスジュースなど、日本ならではの素材を使ったビールがそろっている。それぞれに個性があるので、味の違いを楽しめる。ビールが苦手な人でも飲みやすいものが多いので、ビールに親しむきっかけになれば」と話す。
開催時間は17時~23時。火曜定休。飲み放題の料金は3,960円で、飲み放題ではない単品注文も可(各960円)。食事代別。5月15日まで。