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仙台市科学館で「猫日和写真展」 新たな家族と暮らす猫の姿通し譲渡促進へ

「猫日和写真展」会場。「センターに収容された猫が譲渡され、人も猫も幸せに暮らす様子やメッセージを見てほしい」と担当者

「猫日和写真展」会場。「センターに収容された猫が譲渡され、人も猫も幸せに暮らす様子やメッセージを見てほしい」と担当者

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 仙台市動物管理センター(愛称=アニパル仙台)から譲渡された保護猫の現在の様子を伝える「猫日和写真展」が現在、スリーエム仙台市科学館(仙台市青葉区台原森林公園、TEL 022-276-2201)3階エントランスホールで開催されている。

2020年度に譲渡された子猫の様子を名前の五十音順に展示

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 「人と動物が共に健康に生きていけるまち」の実現を目指す動物愛護の拠点として、完全室内飼育・不妊去勢手術など適正飼養の啓発・指導を行っているアニパル仙台。収容された猫・犬の命を救うため、市民ボランティアや仙台市獣医師会の協力を得ながら希望者への譲渡事業を行い、毎年200頭以上が新しい家族に迎えられている。2020年度は461匹の猫を保護し、262匹を譲渡。一方で126匹がやむなく殺処分となった。

 譲渡事業をより多くの人に知ってもらおうと2015(平成27)年に始めた写真展。今年はこれまでの「しっぽゆらゆら写真展」から名称をリニューアルして開催する。会場には2020年度にアニパル仙台が譲渡された猫の写真約150点を展示。譲渡先の家庭で幸せに暮らしている様子を撮影した写真と共に、譲渡直後から現在までの様子、飼い主による「うちの子自慢」なども紹介。仙台市の猫に関する現状や地域猫対策についてのパネル展示、譲渡猫の情報も紹介する。

 アニパル仙台の担当者は「センター収容された猫が新しい家族の下で過ごし、人も猫も幸せに過ごしている姿を見てもらい、新しく猫を飼いたい方の選択肢の一つとして検討してほしい」と期待を寄せる。ホームページには譲渡猫の情報を掲載。「皆さまに幸せに飼ってもらいたい猫たちがお待ちしている」と呼び掛ける。

 開催時間は9時~16時45分。月曜、2月24日休館。今月27日まで。3月4日~3月17日はアニパル仙台(宮城野区扇町6)でも開催する。

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