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川崎町のテーマソング完成 地元小学生とあべあおいさん作詞、堂島孝平さん作曲

歌詞にも登場する川崎町観光PRキャラクター「チョコえもん」(写真提供=川崎町)

歌詞にも登場する川崎町観光PRキャラクター「チョコえもん」(写真提供=川崎町)

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 川崎町が1月26日、町の公式テーマソング「大好き!宮城県川崎町」を発表した。

歌詞に登場する川崎町の名所「みちのく杜の湖畔公園」

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 まちづくりの新たな取り組みとして、町民、ふるさとを離れて暮らす人のほか多くの人たちに川崎町を知ってもらい、親しみを持ってもらおうと企画した。昨年10月1日に制作を始め、12月末に完成。タイトルを決定し、同日公開した。

 川崎町で開催されている野外音楽フェス「ARABAKI ROCK FEST.(アラバキロックフェスティバル)」で「荒吐(あらばき)親善大使」を務めるシンガー・ソングライターの堂島孝平さんに作曲を依頼。歌詞は、町内の小学生から募集した「川崎町をイメージするフレーズ」を基に、宮城を拠点に活動するガールズロックバンド「THE ARNOLDS」のあべあおいさんが制作した。

 集まったフレーズについて、あべさんは「川崎町で育ってきた子どもたちだからこそ分かる町の良さがダイレクトに伝わってきた。『森』や『桜』など、頭の中に町の情景がぱっと広がるようなワードもあり、そのアイデア一つ一つが輝いていた。私には思い付かないようなアイデアもあり、歌詞を制作する上で大変心強かった」と振り返る。

 作詞においては、「小さな子どもたちでも歌いやすくなるように、キャッチーかつなじみのある言葉を中心に構成した。いかに川崎町の魅力を伝えられるかを意識しながら要所要所に町の名所・名物を置き、来たことがない方にも町の特色を知ってもらえるような歌詞作りを心掛けた」とも。

 編曲は、THE King ALL STARS、GRAPEVINE、サニーデイ・サービスなど多くのアーティストの楽曲に携わる音楽家・高野勲さんが手掛けた。演奏は、ピアノがあいみょんさん、ASIAN KUNG-FU GENERATIONなどのサポートミュージシャンを務める山本健太さん、ギターがロックバンド怒髪天のギタリスト・上原子友康さん。あべあおいさんが歌い、indischordのボーカル・林成一郎さん、THE ARNOLDSの岩巻ミユウさんとハブキアイナさんがコーラスで参加した。

 川崎町地域振興課担当者は「町と縁のある支倉常長ゆかりの地、スペインを想起させる情熱的でポップな曲調が印象的だった。軽快で、体が自然にリズムを取ってしまう楽しく明るい楽曲。みんなで歌って踊れるテーマソングとして、広く愛される歌に育てていきたい」と話す。

 川崎町ウェブサイトに視聴リンクを用意しているほか、ユーチューブチャンネル「宮城県川崎町ちょこっとええtube」公開コンテンツのオープニングで使う。今後はテレビやラジオ、SNSなどでのPR、イベント会場でのBGM使用を検討している。

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