宮城県が8月23日、県の魅力を発信するプロジェクト「みやぎ12人の侍゜ズ(サプライズ)」を始めた。
7カ月間にわたり、動画やオンラインイベントを通して観光、食など県の魅力や復興の様子を発信し、移住促進につなげる取り組みの一環。
県ホームページ内に特設サイトを開設し、さまざまな分野から宮城ゆかりの人物12人が観光スポットや特産物など県の魅力を紹介する。動画内のゲストに直接話を聞くこともできる「オンライン塾」の不定期開催も予定する。
23日に公開した動画第1弾では、プロフィギュアスケーターの荒川静香さんが「郷土愛の侍」として、青春時代を過ごした利府町の魅力を伝える。荒川さんは「利府町は帰るとほっとする場所。深呼吸してリラックスして次の日からの活力になる」と話す。
県では今後、「ほやほや学会」会長の田山圭子さん、「楽・食・健・美 -KUROMORI-」オーナーで料理人の黒森洋司さん、「南三陸ワイナリー」社長の佐々木道彦さんなど、毎月2、3人による動画配信を予定している。
2022年3月末まで。