宮城県産ブランド米「だて正夢」を使ったおにぎりが現在、県内はじめ東北4県と首都圏などのコンビニエンスストア「NEWDAYS(ニューデイズ)」「NewDaysKIOSK(ニューデイズキオスク)」で販売されている。
ニューデイズが展開するプライベートブランドおにぎり「こだわり黄金(こがね)」シリーズと、だて正夢のコラボ商品。東北6県の自治体や観光関係者とJR6社などが展開している大型観光キャンペーン「東北デスティネーションキャンペーン(DC)」(4月1日~9月30日)に合わせて、JR 東日本グループ、全国農業協同組合連合会宮城県本部、宮城県の3者が連携して企画した。
だて正夢は、コメどころ宮城の新しいブランド米として2018(平成30)年にデビュー。もちもちとした食感とコメの甘さが味わえる食味の良さが特徴で、冷めてもやわらかく弁当やおにぎりに適している。
東北エリア(秋田・青森を除く)では、仙台牛をシンプルに塩こしょうで味付けしてうま味を引き立てた「仙台牛」(198円)と、ヒゲタ醤油(しょうゆ)「本膳」を使ったイクラしょうゆ漬けを入れた「熟成いくら醤油漬け」(218円)の2種類を販売。首都圏と新潟では、熟成した粒感の強い生タラコを使った「熟成生たらこ」(178円)、本マグロ・キハダマグロのネギトロを入れた「厳選ねぎとろ」(188円)、脂の乗った熟成鮭はらみを焼き上げ具材にした「大きな熟成鮭はらみ」(198円)の3種類を販売する。「厳選ねぎとろ」は長野でも販売する。
4月20日に発売し、県農政部みやぎ米推進課生産販売班担当者によると、購入者からは「もちもちの食感がおいしい」と好評を得ているという。「幅広いエリアでだて正夢を使った商品を販売するのは初の試み。おにぎりは気軽に手に取りやすい商品なので、この機会にだて正夢を県外の多くの方々に知っていただき、ファンが増えれば」と期待を寄せる。
販売期間は5月10日まで。