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仙台パルコにレトルト専門店「にしきや」 カレー50種から選ぶイートインも

仙台パルコにオープンした「NISHIKIYA KITCHEN」店内

仙台パルコにオープンした「NISHIKIYA KITCHEN」店内

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 イートインを併設したレトルト食品専門店「NISHIKIYA KITCHEN」(仙台市青葉区中央、TEL 022-796-3880)が1月27日、仙台パルコ本館1階にオープンした。

50種類のカレーを提供するイートイン

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 1939(昭和14)年創業のレトルト食品専門メーカー「にしき食品」(岩沼市)が運営する「にしきや」。「ごちそうレトルト」をコンセプトに水や塩、調味料や素材を選び、化学調味料・香料・着色料・保存料を使わずに作る自社ブランド商品を販売する。現在、本社に併設する工場直営の本店をはじめ、東京・宮城に計5店舗を展開している。

 イートイン併設店は昨年岩沼に初出店し、仙台では初めて。「ファンの方々がもっと買い物をしやすいように、地元の方にもっと知っていただけるように、東北の玄関口である仙台駅の駅前出店は以前から計画していた。商品のラインアップと品質をリアルに体感いただきたいという思いでこの業態を選んだ」と同社営業本部本部長の菊池洋一さん。「仙台パルコは感度の高いユーザーが集まる場所だと思っている。質の良いものを選ぶ方、食に興味のある方にこそ知っていただきたい」と話す。店舗面積は69平方メートル。イートインはカウンターのみ6席を用意する。

 物販スペースでは、50種類のカレーを中心に、スープ、おかゆ、パスタソース、パンケーキソースなど、にしきやのレトルト全商品約100種類を販売。人気のギフトボックスも用意する。オープン限定企画として、一番人気の「レモンクリームチキンカレー」と先行発売の「チャイの素」をセットにした「オープン記念 限定特別セット」(500円)を500セット限定で販売している。

 イートインでは、50種類のカレー(246円~550円)から食べたいものと、ライスの量を並(200グラム、100円)からメガ(500グラム、250円)の4段階から選んで注文。100円増しでドリンクセット、150円増しでサラダセット、200円増しでデザートセットにできる。週替わりのカレー3種とライス・サラダ・福神漬け・ラペ・パパドのセット(1,000円)も用意する。

 「カレーの後に飲むコーヒー」(350円)、「自家製マサラチャイ」(ホット=400円、アイス=420円)、「自家製ラッシー」(400円)などのソフトドリンクや、「ベアレン/クラシック」(480円)、「巻風エール」(660円)などカレーに合う東北のクラフトビール、デザートやおつまみも用意する。

 菊池さんは「レトルトは5分温めれば食べられるが、会社としては45年間本気で向き合い続けてきた。インドに何度も通って現地の料理教室に参加したり、日本で手に入らない原料を蔵王の農家の方に作ってもらったりと、挙げればきりがないほどのこだわりや知識を5分のレトルトに詰め込んでいる。商品と共に、こだわりや知識も店を通してお届けし、お客さまとの交流の場となっていければ」と意気込む。「本社工場の見学ツアーやスパイスワークショップなども発信していければ」とも。

 営業時間は10時~21時。

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