東北の酒蔵を支援するイベント「日本酒マルシェ」が現在、仙台フォーラス(仙台市青葉区一番町3)1階・地下1階で開かれている。
12月4日に開設されたECサイト「にっぽんのみやげもん」のオープン記念イベント。新型コロナウイルスの影響で売り上げが落ち込んだ東北の酒蔵の販路拡大を目的に、同サイトを手掛けるリージョナルクリエーションジャパン(山形県村山市)が企画した。
1階では、純米酒や吟醸酒など、東北6県33社の日本酒約40種類を販売する。ラインアップは、青森=「六根」「じょっぱり」、秋田=「刈穂」「飛良泉」、岩手=「廣喜」「南部美人」、宮城=「水鳥記」「乾坤一」「一ノ蔵」、山形=「米鶴」「出羽桜」、福島=「末廣」「陣屋」など。宮城の堤焼や福島の会津塗、山形の平清水焼など、東北の作家が手掛ける酒器も展示販売する。酒とオリジナルおちょこ・水産加工品のセット販売や、「一ノ蔵」(大崎市)が手掛ける復興支援酒「一ノ蔵 特別純米生原酒 3.11未来へつなぐバトン」の予約販売も行う。
地下1階にはテーブル席と小上がり席を設け、東北の日本酒と市内飲食店のオリジナルフードのペアリングを提供。20種類以上の「本日の日本酒」から選べる飲み比べセット(60ミリリットル×3種=1,200円、60ミリリットル×5種=2,000円)を用意する。一部を除き、単品販売(90ミリリットル=500円)も行う。フードは「居酒屋 仙きち」(青葉区国分町3)が、自家製生チョコ(350円)、国産牛すじ煮込み(500円)、おつまみ盛り合わせ(1,300円)を提供する。
開催時間は10時~20時。1階は12月25日まで。地下1階は12月20日までで、1月2日~11日も営業し「台湾屋台料理 台味(タイウェイ)」(青葉区一番町4)がフードを提供する。