イオンモール(千葉県千葉市)が12月10日、大型商業施設「イオンモール利府」(宮城県宮城郡利府町)を2021年1月31日で一時休業し、同年夏に「イオンモール新利府 北館」としてリニューアルオープンすると発表した。
2000(平成12)年4月にオープンした同施設。鉄骨造り地上3階建てで、敷地面積は約9万6000平方メートル、延べ床面積は約8万平方メートル。2021年春に開業予定の「イオンモール新利府 南館」(鉄骨造り地上3階建て、敷地面積=約14万8000平方メートル、延べ床面積=約10万1000平方メートル)と県道8号を挟んで隣接し、開業後は敷地をブリッジで接続し「イオンモール新利府 北館」として刷新。両館合わせて東北最大級のイオンモールとなる。
イオンモール広報担当者は「しばらくの間不便をおかけしてしまうが、地域の皆さまの期待に添えるよう、品ぞろえも豊富に、新しく大きくなって生まれ変わるイオンモール新利府にご期待いただければ」と話す。
北館のリニューアルコンセプトは、「ライフスタイル ソリューション~毎日の生活をもっと楽しく、もっと素敵(すてき)に。~」。日々の暮らしに彩りを加える話題の大型専門店をはじめ、ホームファッションやデーリーニーズに特化したライフスタイル型専門店を導入し、ワンストップでショッピングが楽しめる空間を創出する。外装は白とグレーを基調とした落ち着きあるシックなデザインで、南館と一体となり自然豊かな利府町の景観と調和を図る。
1階は「More smart」をコンセプトに、食料品や加工食品を取り扱う大型専門店をはじめ、地元の食材がそろうレストラン、フードコートなどを展開。2階は「午後のヒトトキ」をコンセプトに、ホームファッションやライフスタイル雑貨、ペットショップや書店などの利用客の生活に寄り添う専門店を配置する。既存の総合スーパー「イオン利府店」は南館の核店舗として移転する。