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仙台・名取の飲食店で「北限のしらす」フェア 78店で独自メニュー展開

「ビストロ×バル ストーリア」で提供する(右奥から時計回りで)「しらすと舞茸のアヒージョ」「しらすのバター醤油パスタ」「しらすとネギのピッツァ」

「ビストロ×バル ストーリア」で提供する(右奥から時計回りで)「しらすと舞茸のアヒージョ」「しらすのバター醤油パスタ」「しらすとネギのピッツァ」

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 宮城県名取市の特産品を使った限定メニューを提供するフェア「#北限のしらすがやってくる。2020」が現在、仙台市内と名取市内の飲食店で行われている。主催は名取市観光物産協会、閖上水産加工業組合の若手後継者を中心で構成されたグループ「yuriage suns(ユリアゲサンズ)」。

生しらす、しらす干し、釜揚げしらす

 2017(平成29)年7月から名取市閖上を含む宮城県仙南4地区で本格的に操業を始めたシラス漁。日本最北の地で水揚げされることから、名取の新しい特産品「北限のしらす」としてブランド化し、県内を中心に全国へ向けて販路を展開している。昨年の漁獲量は仙南地区全体で77.8トンあり、うち閖上漁港では55.1トンを水揚げした。

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 「北限のしらす」の認知向上とブランディング推進を目的とする同フェアは、「閖上しらす祭」への誘導を兼ねて昨年8月31日~9月13日に仙台市内の飲食店約20店で初開催した。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため祭りが中止となったことから、「仙台市内および名取市内で参加店を増やすことで、北限のしらすを味わっていただける機会を拡大した」と担当者は話す。

 仙台市内60店、名取市内18店が参加。定番の釜揚げしらす丼や生しらす丼、生しらすと釜揚げしらすの2色丼や海鮮丼をはじめ、炊き込みご飯、チャーハン、そば、パスタ、ピザ、オムレツ、揚げ物、あえ物など各店独自のメニューを提供する。同協会担当者は「生しらすはトロッとした甘みがあり、釜揚げしらすはふっくらとした食感。しらす干しはかめばかむほどシラス本来のおいしさが味わえるのが特徴」と話す。

 仙台市泉区の参加店「ビストロ×バル ストーリア」(泉中央2)では、フェア限定メニューとして、「しらすと舞茸(まいたけ)のアヒージョ」(780円)、「しらすとネギのピッツァ」「しらすのバター醤油(しょうゆ)パスタ」(以上900円)を提供。店の担当者は「シラスを使ったメニューを出すのは初めて。シラスというと和食のイメージが強いが、洋食にもアレンジしやすい。どのメニューもお客さまにもおいしいと好評を頂いている」と話す。

 同協会担当者は「宮城県のより多くの方に、地場で水揚げされるシラスがあることを認知いただき、漁港および加工場がある閖上へ足を運んでいただくきっかけになれば」と期待を寄せる。「宮城の港を出てすぐの前浜で漁獲し、鮮度保持を行いながら閖上漁港近くの加工場で素早く加工された鮮度抜群な北限のシラスを、この機会にお楽しみいただきたい。食べていただいた後は、『#北限のしらす』で料理の写真をシェアしてもらえれば」とも。

 今月18日まで。

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