新型コロナウイルス感染症の影響を受けている県内の観光施設・宿泊施設・飲食店を応援するクラウドファンディングプロジェクト「愛する▼みやぎドットコム」(▼はハートマーク)が現在、展開されている。宮城県観光連盟の委託事業として旅行会社5社から成る実行委員会が運営する。
5月25日~6月24日に参加事業者を募り、宿泊施設160、飲食店・観光施設421、計581事業者が参加し、6月30日に支援者の募集を始めた。支援者は応援したい参加事業者を選び、2,000円~10万円の6種類から支援コースを指定して支援金を支払うと、10月以降に返礼品として2割増しの利用券が届く。宿泊施設は300万円、飲食店・観光施設は150万円を上限に設定し、達した時点でその事業者への応募は締め切る。
開始3日目で第1目標の総額1,000万円を達成し、7月6日に第2目標を5,000万円に設定。13日13時現在で2,045万6,000円に達した。
県経済商工観光部観光課担当者は「いつも行っているお気に入りの店や、まだ行ったことのない気になっていた店などを、コロナの苦しい状況から救っていただきたい。多くの皆さまの理解と温かい協力を心からお願いしたい。愛するみやぎを応援してもらえれば」と呼び掛ける。
募集期間は今月30日まで。2割増し利用券の利用期間は12月1日~2021年5月31日。