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仙台の百貨店「藤崎」が創業200周年 7代目社長「原点胸に、新たな挑戦を」

式典であいさつに立った藤崎三郎助社長

式典であいさつに立った藤崎三郎助社長

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 仙台の老舗百貨店「藤崎」が9月4日、ウェスティンホテル仙台で創業200周年記念式典を開いた。

今年で創業200周年を迎えた藤崎

 文政年間の1819年に初代藤崎三郎助が衣類卸商の父から独立し、太物商(木綿商)として創業。1919(大正8)年に陳列式店舗を建て百貨店化し、1932(昭和7)年の新館完成に合わせ本格的百貨店として営業を始めた。現在、仙台の藤崎本店(本館、大町館、一番町館、ファーストタワー館)のほか、東北エリアに約20店舗を展開している。

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 2月11日で創業200周年を迎えた。3月に開いた「藤崎200年のあゆみ展」をはじめ、仙台市春季学童軟式野球大会「藤崎CUP」開催、地域連携の商品開発など、本年度を通して記念事業を展開。9月5日からは漫画「BLUE GIANT SUPREME(ブルージャイアント シュプリーム)」とのデュオイベントを行う。

 式典には、7代目となる藤崎三郎助社長や村井嘉浩県知事、郡和子市長、鎌田宏仙台商工会議所会頭をはじめ、地元企業関係者、全国百貨店や取引先関係者など約550人が出席。藤崎で購入したというスーツに身を包んだ村井知事は、藤崎のイメージソング「好きさ、この街が…」の歌詞を引き合いに出し、「長年宮城県民のみならず県外から買い物にいらっしゃる方々に愛され続けているのは、まさにこの街を、宮城県を心から愛し、この地に根を張り、お客さまと共に商売を続けてこられてきたたまもの。お客さまに愛され、300年、400年と歴史を刻まれ、ますます発展されることを期待している」と祝辞を述べた。

 藤崎社長は「200年の節目はあらためて原点を胸に刻む年でもある。創業者や先人たちの努力に思いをはせ、歴史の重み、継続の尊さをかみ締め、今日の姿を確認したい。地域の皆さま取引先さまとの信頼関係を今後も大切にし、伝統を守るだけでなく、伝統に培われた新しい挑戦を続け、時代に合わせて進化を遂げていきたい」と意気込む。

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