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仙台のゲストハウス1階にカフェ&バー 時間に応じ表情変える日常の中の非日常

「ORIT Cafe+Bar」店内。幅広い人々が行き交う場所になるようにと、店内でのイベントも企画していくという

「ORIT Cafe+Bar」店内。幅広い人々が行き交う場所になるようにと、店内でのイベントも企画していくという

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 仙台朝市近くにあるゲストハウス「ORIT(オリト)」1階に「ORIT Cafe+Bar」(仙台市青葉区中央4、TEL 022-216-5335)が同時オープンして1カ月半がたった。

「ノイマルクト」の粗びきソーセージを使った4種類のホットドッグ

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 運営は、市内でイタリアワインとアテの店「立町つくし」(立町)、イタリアワイン&クラフトリカー「バール ムジカ」(一番町4)、和食店「小福」(国分町3)を手掛けるグレープシード。店舗面積は約16坪で、カウンター、大型テーブル合わせて22席を用意するほか、スタンディングでの利用にも対応する。

 宿泊施設の開業に当たり、1階の飲食店のプロデュースを依頼された同社社長の大石正人さん。「オリトは『織糸』と書き、国内外の方がこの空間で情報交換し、コミュニケーションを取り、クロスオーバーするような場所になればという思いが込められている」と話す。「そのコンセプトを基に、店に入ると宿泊施設を利用する海外の方もいるなど非日常的な光景が広がり、それが日常に溶け込んでいるような空間にしたいと思った」

 15時まで(土曜・日曜・祝日は17時まで)は、仙台のソーセージ専門店「ノイマルクト」の粗びきソーセージを使った4種類のホットドッグ(オリトドッグ・チーズドッグ・チリドッグ・カリードッグ、各450円)を提供する。時間限定で、「モーニングセット」(550円、8時~10時)、3種類の「ランチセット」(各850円、11時30分~14時)も用意。ドリンクは、ハンドドリップで入れるコーヒー「オリトブレンド」(400円)をはじめ、伊ナポリのエスプレッソ(300円)、仙台のハーブ専門店「霧鹿香草店」が手掛けたオリジナルオーガニックハーブティー(各400円)、アルコールメニューをそろえる。

 17時からは酒に合うつまみ、生ハム、肉料理、野菜料理、ピザ、チーズなどを提供する。メニューは、「定番イタリア産生ハムとサラミのてんこ盛り」(Mサイズ=850円、Lサイズ=1,350円)、「お肉屋さんのお総菜盛り合わせ」(1,350円)、「モッツァレラチーズを閉じ込めた小さいライスコロッケ」(450円)、「揚げししとうのカラスミがけ」(500円)、「朝市葉野菜の元気サラダ」(800円)、「鶏もも肉と朝市野菜のオーブン焼き」(850円)、「奥羽山麓 上豚の香草グリル」(1,300円)など。ドリンクは、ビール、レモンサワー、ワイン、ウイスキー、ウオッカ、ラム、テキーラ、リキュール、ブランデー、グラッパなど。

 客単価は、昼=700円、夜=2,000円~3,000円。昼は近隣の住民や会社員、「ママ友」などが利用。夜は宿泊客のほか会社員、同社が手掛ける他店舗の常連客が多く利用しているという。「朝、昼、夜と、シチュエーションに応じて使い分けできるのが売り。ノーチャージでかしこまるような店ではないので、気軽に利用してもらえれば」と大石さん。「さまざまな人の思いや手によってできている店なので、単にホテル1階のウエイティングスペースではなく、お客さんが来たいと思う何かがある場に発展させていきたい」と意気込む。

 営業時間は8時~15時、17時~24時(土曜・日曜・祝日は中休みなし)。

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