仙台パルコ(仙台市青葉区中央1、TEL 022-774-8000)本館5階・スペース5で7月5日、サンシャイン水族館(東京都豊島区)がプロデュースする企画展「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展(もうどく展)」が始まった。
「刺す」「咬(か)む」「中毒」などで人間を死に至らしめるほどの強力な毒を持つ生物、毒を持つ生き物に擬態して身を守る生物、毒々しくも美しい色とりどりの生物などを紹介する同展。これまで東京・名古屋・大阪・福岡で延べ34万人を動員し、東北初開催となる。
展示する生物はその生態や毒の種類とタイプ、毒の強さを1~5で示した「毒レベル」を紹介する。「死亡する危険性が高い」毒レベル5の生物は、小さい体ながら一咬みで7人を麻痺・死亡させるといわれる「ヒョウモンダコ」、殻や筋肉にフグ毒を持つ「スベスベマンジュウガニ」など。
そのほか、日本3大有毒植物の一つ「トリカブト」(毒レベル4)、毒蛇と同じような毒牙を持つ「アメリカドクトカゲ」(毒レベル3)、胸びれと背びれに毒を持つ魚「ハナミノカサゴ」、尾に毒針があるエイ「リーフスティングレイ」、世界最大級の毒グモ「ゴライアスバードイーター」(以上、毒レベル2)、体表の毒腺から乳液状の白い毒液を分泌する「ジュウジメドクアマガエル」、大きな目が特徴で毒を持つサル「スローロリス」(以上、毒レベル1)、毒を持つ「シマキンチャクフグ」に擬態して身を守る「ノコギリハギ」(無毒)などを展示する。
開催時間は10時~21時(入場は閉場の30分前まで)。料金は、大人(中学生以上)=前売り700円、当日800円、小人=同500円、同600円、3歳以下・障がい者手帳持参者無料。8月12日まで。