JR東日本仙台支社が9月28日、仙台駅東口の「Zepp Sendai」跡地に期間限定のコミュニティー&フードスペース「EKITUZI(えきつじ)」(仙台市宮城野区1)を11月に開業すると発表した。
同敷地に業務施設を計画する同社は現在の設定の見直しを行っていることから、計画が固まるまでの暫定的な利用として同スペースの開業に踏み切った。1年半の期間限定となり、延長は未定。開発面積は約1700平方メートルで、「イベント広場や店舗等を整備し、周辺のまちづくりと連携して仙台市内における回遊性向上に貢献する」という。
コンセプトは「東口交差点」。「仙台で暮らす地元の方と、転勤や出張などで仙台を訪れている方がEKITUZIで交差することで仙台駅東口ににぎわいが生まれることを目指す」と同社。「EKITUZIに集う皆さまが仙台のさまざまな情報を得て、仙台の良さを体感できる場所を目指す」とも。
宮城・東北の産直イベントや商品プロモーション、マルシェなどさまざまな催しを開催するイベント広場「Xing Point(クロッシングポイント)」、短期出店を前提としたポップアップショップや対話イベントの会場としても利用する「PRE-FAB(プレファブ)」のほか、飲食店6店がプレハブ出店する。
出店店舗は以下の通り。宮城の食材を使った炉端焼きスタイルの居酒屋「縁側仙台駅前店」、県産の朝捕れ鮮魚を使ったカキ小屋と海鮮丼を提供する「~宮城県漁師のお店~牡蠣(かき)小屋仙台」、大豆料理専門店「大豆バル&カフェ 豆○(まめまる)」、仙台牛と県内産牛ホルモンが1枚から食べられる「立ち食い焼肉 と文字(ともじ)」、一番町のラーメン店「壱萬屋」店主による鶏を使った新業態「ビバチキン」、「みちのくプロレス」の人気レスラー・新崎人生さんによるラーメン店「麺屋人生」。