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仙台のたこ焼きチェーン「かぜの子」が37周年 人気メニューの開発秘話

37年前に「かぜの子」を創業した成田敏彦社長

37年前に「かぜの子」を創業した成田敏彦社長

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 仙台のテークアウト専門たこ焼き店「かぜの子」チェーンが5月18日、「創業37周年セール」を行う。

「かぜの子」のたこ焼きと焼きそば

 エス・ケー・シー(仙台市太白区長町1)が1979(昭和54)年に出店した1号店の中田店(太白区中田5、TEL 022-242-0325)をはじめ、長町店(太白区長町1、TEL 022-249-3812)、宮千代店(宮城野区宮千代5、TEL 022-231-0663)の3店舗を展開する同チェーン。国産食材を使った手作りにこだわり、20~35歳の男性を中心に家族連れや年配客など幅広い客層に支持されている。

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 メイン商品は「ふわとろ」食感のたこ焼き。「さっぱりした味で、かぜの子のたこ焼き本来のおいしさがストレートに分かる」という「塩こしょう」(440円)、関西風の「ソース」(450円)、創業当時からの「隠れ」人気メニュー「マヨネーズ」、マヨネーズに塩こしょうを振りかけた「ホットマヨネーズ」(以上480円)、マヨネーズにたこ焼きソースをかけた「スペシャルマヨネーズ」(490円)の5種類を用意する。

 一番人気の「塩こしょう味」は、創業後2~3年ごろから販売している商品といい、アルバイトスタッフの発想から生まれたという。成田敏彦社長は「かぜの子のたこ焼きの基本は大阪風。大阪はソースへの執着が強いため、それを踏襲していたが、若いバイト諸君は自由な発想で、バックルームでおいしさに挑戦して楽しんでいた。それらの一部の味付けがバイトの友達、さらにその友達へと広がり、隠し切れなくなったため商品化した」と明かす。

 メニューはほかにも、タコを入れた焼きそば(レギュラー=440円)や、主に岩手県産の鶏肉を使った焼き鳥(1本130円~)も販売する。たこ焼きにトッピングをしない「プレーン味」、2種類・3種類のたこ焼きを1パックに詰めた「ハイブリッドたこ焼き」、焼きそばへの隠しトッピング「揚げ玉(天かす)」「刻みネギ」、ひな鳥の皮を2分間加熱した「ひな皮のスーパーレア タレ味」など、従業員や常連客の声を反映した「裏メニュー」もあるという。

 これまでも創業記念日に合わせ、周年の数に合わせた割引を実施してきた同チェーン。今年は全商品を37%引きで販売する。たこ焼きは1人4パックまで、焼きそばは1人3パックまで、焼き鳥は1人20本まで。「将来的には100%割引を目指したい」と広報の成田康宏さん。

 「ごまかしのない正規ルートの食材を使って、不自然な添加物などがない体に優しい安心な商品を提供していきたい。私自身、毎日かぜの子の商品を食べ続けているが、37年間食べ続けても飽きない。飾らない素材の味を出しているからではないかと思っている」と成田社長。「家族や友達とのひとときに脇役や潤滑剤として、頑張った時の自分へのご褒美として使ってもらえたらうれしい」とほほ笑む。

 営業時間は16時~翌1時30分。

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