仙台市青葉区にラム酒とラム肉の店「MARY'RUM(マリーズラム)」(仙台市青葉区一番町4、TEL 022-302-5076 )がオープンして3カ月がたった。
仙台市内でダイニング&バー「Gulp Down Cafe」、スタンディングバー「Oggi Domani」、居酒屋「寿寿」など8店舗を展開するコンセプション(青葉区中央3)が7月に開いた同店。店舗面積は10坪で、席数はカウンター、テーブル、ハイテーブル合わせて25席。
店名は、同社統括店長の細川英明さんが2年前にニューヨークを訪れた際に出会った「マリーおばあちゃん」から付けた。「有名な観光名所やレストランなどを回ったが、一番印象深かったのが、いい意味でお節介なマリーおばあちゃんとの出会いだった」と細川さん。「いいものを提供するのは大前提だが、マリーおばあちゃんのように印象に残る店にしたい」と意気込む。
同店では「RUM」(ラム酒)と「LAMB」(ラム肉)をメーンに提供。「ラムは自由なお酒。ロックでも割り物としてもおいしい。いろいろな組み合わせを提案し、入り口を広くしてラムの良さを伝えていきたい」
ラム酒の品ぞろえは約100種類。1ショット(35ミリリットル)=500円~で、ソーダ・トニック・コーラ割りは100円増し。「あまりラム酒を飲んだことがない方、苦手な方にも飲みやすいように」と、フレッシュジュースやチャイなどを使ったラムベースのカクテルも約20種類用意する。
ラム肉はオーストリア産。ミルキーでクセの少ない「ラムチョップ」(1本380円)をはじめ、スパイスと牛乳で漬け柔らかく仕上げた「ケバブ風ラムカルビ串焼き」(1本220円、2本からの注文)、キドニービーンズとラムひき肉で作った「チリコンカンタコス」(480円)、ジャガイモを丸1個使った煮込み風「ラムとポテトのトマト鍋」(780円)などを提供する。
客単価は3,000円で、客層の中心は30代女性。細川さんは「買い物途中や昼からお酒を楽しみたい方なども、ふらっと寄ってもらえれば」と来店を呼び掛ける。
営業時間は15時~翌1時。