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秋恒例「仙台オクトーバーフェスト」開幕-ドイツビールに地産地消メニューも

「仙台オクトーバーフェスト」会場の様子。演奏に合わせて乾杯する来場者たち

「仙台オクトーバーフェスト」会場の様子。演奏に合わせて乾杯する来場者たち

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 仙台市青葉区の錦町公園(仙台市青葉区本町2)で9月13日、秋恒例のビールイベント「仙台オクトーバーフェスト2013」が始まった。

600人収容の「こかげテント席」

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 ドイツ・ミュンヘンの「オクトーバーフェスト」に倣い、「日本とドイツの交流と地産地消を通して、地域の活性化を図ること」(同実行委員会広報担当者)を目的に2006年から毎年開催している同イベント。昨年は10日間で約8万5000人が来場。今年は11日間で10万人の来場を目指す。

 会場には、約1800人収容の大型テントと約600人収容の「こかげテント席」を用意。大型テントにはセンターステージを用意し、ドイツ楽団「WOHO&KALENDAR BAND」や地元バンドなどによる演奏やイベントを展開。販売ブース前の通路に特殊なプラスチック製の床を採用するなど、「雨天時でも快適に楽しめるよう」対策を施した。「荷物を気にせず買い物やステージを楽しんでほしい」とコインロッカーも設置した。

 ビールは、「シェッファーホッファー グレープフルーツ」「ラーデベルガー ピルスナー」(以上800円)、「ホフブロイ オクトーバーフェストビア」「フランツィスカーナー へーフェ ヴァイスビア」「アルピルスバッハー ヴァイツェン」「シュパーテン オクトーバーフェストビア」(以上1,500円)などのドイツビールを中心とする50種類以上。「松島ビール ボック」「夢花まき麦酒醸造所 ぶどうエール」(以上800円)、「仙南クラフトビール スタウト」「いわて蔵ビール オイスタースタウト」(以上1,000円)など、東北、国内の地ビールもそろえる。

 フードは、定番ドイツ料理のソーセージ・ハム・プレッツェル・ザワークラウト・パスタのほか、ソーセージファクトリー「グルックル」、カキ専門店「かきや NO KAKIYA」、スタンディングバル「オッジ・ドマーニ」、居酒屋「本町 おやじ・せがれ」など地元飲食店によるメニューも提供。仙台市が推進する「伊達美味(だてうま)」事業ともタイアップし、「仙台味噌焼おにぎり」(200円)、「仙台長なす漬け」(300円)、「定義山油揚げ」(400円)、「牛たん塩焼き」(1人前・1,000円)なども。

 同担当者は「仙台ならではの『ビール祭り』を目指して今年で8回目。会場の皆さんと乾杯してハッピーな気持ちになっていただきながら、ドイツの音楽・ビール・食べ物はもちろん、地元の食文化の素晴らしさを味わってもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は11時~21時(平日は16時~)。今月23日まで。

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