エコキャンプみちのく(川崎町)で来年4月25日・26日に開かれる「ARABAKI ROCK FEST.(アラバキロックフェスティバル)26」のウェブサイトが12月10日にオープンし、15歳以下の入場無料化やステージの一部変更が発表された。
2001(平成13)年に初開催され、春の野外フェスとして全国の音楽ファンに定着した同フェス。25年の節目となった今年は2日間とも天候に恵まれ、延べ4万7000人が来場した。
「未来の音楽ファンを育てる取り組み」として、新たに15歳以下(4月26日時点の年齢)を入場無料にする(要保護者同伴)。ARABAKI PROJECT事務局では「若い世代への応援とともに、家族で音楽に触れる機会を増やしたいと考えた。親世代の皆さんにも気軽に足を運んでいただき、会場の飲食やマーケットで楽しんでもらえたら」と呼びかける。
エコキャンプみちのくでの開催が来年で20年の節目となることから、会場のレイアウトやステージのマイナーチェンジを計画。これまで関わってきたアーティストの意見も踏まえ、一部ステージコンセプトを見直したという。
「荒吐(アラハバキ)ステージ」は「荒吐エレアコ」と名称変更し、常連アーティストからニューカマーまで、アコースティック編成でライブを展開。「花笠(ハナガサ)ステージ」は「花笠スクエア」と題して、カフェライブやDJ、トークセッションなど、多彩に楽しめるパーティー空間に一新する。来場客を迎える入場口のデザインは来場者から募集する予定。
ARABAKI PROJECT責任者の菅真良さんは「ARABAKI ROCK FEST.26へ向けて本格的に準備が始まった。26年目も唯一無二のラインアップと多彩な企画で、皆さんと一緒にARABAKIにしかない景色をつくり上げたい」と意気込む。
チケット料金は、2日通し券=2万5,000円ほか。現在、「GTR会員限定超最速アンコール先行」のチケット予約を受け付けている。