仙台市は1月20日、地域産業振興の施策として「仙台クリエイティブ・クラスター・コンソーシアム」を設立すると発表した。同コンソーシアムは、創造産業と異分野の連携・融合によって新製品やサービスの開発を行い、「産業クラスター」の形成を目指す任意団体。「産業クラスター」とは、地域の企業や大学、研究機関や個人でネットワークを結び、新しい産業を創出する集団を指す。
仙台クリエイティブ・クラスター・コンソーシアムでは、創造産業に従事する人材・企業の育成や、実験的なプロジェクトを展開し、仙台圏への人材集積と起業促進を図るのが狙い。会員にはホームページ上での情報提供を行い、会員限定のセミナーや研究会を開催するほか、会員の事業や作品を発信するサイト制作や展示会の開催なども予定しているという。
コンソーシアム設立を記念して、2月8日午後、せんだいメディアテーク1階オープンスクエアでシンポジウムが開催される。参加無料。