仙台駅西口に6月18日、「S-PAL(エスパル)II」がグランドオープンする。
同施設は、東日本旅客鉄道と仙台ターミナルビルが「セレクトショップ集積による新たなファッションゾーンの展開」と「高感度都市型商業空間の演出」を目指して開業の準備を進めていた商業施設。総事業費は22億円。
店舗面積は、仙台駅西口北側の新幹線高架下ゾーン約2,100平方メートルと、隣接する駅構内ゾーン約700平方メートルの計約2,800平方メートル。「より高感度なファッションを求める大人の女性」をメーンターゲットにした20店舗が出店し、うち12店舗が東北初となる。
出店内容は以下の通り。新幹線高架下ゾーン=「デミルクス ビームス」「シップス」「トピックラックス」「アフタヌーンティー リビング」「ダファー オブ セントジョージ」「フリーズショップ」「オデット エ オディール」「ルージュ ヴィフ ラクレ」「アクアガール」「ルドーム エディフィス イエナ」、駅構内ゾーン=「サマンサタバサ」「ライフ ドルチェ ラボ」「ロペ」「レディ ラック ルカ」「ティテ イン ザ ストア」「ドゥース ストロベリーフィールズ」「サマンサ シルヴァ」、飲食店=「アフタヌーンティー ティールーム」「デリ フランス」「スープストック トーキョー」。
同店では「Sequence Design(シークエンスデザイン)」をキーワードに環境整備を行い、街歩きの感覚でさまざまな人や物、情報に次々と出会える場所を構築することで「通過する駅から集う駅」(同社)へと変革したい考え。広報担当者は「外観にはふんだんにガラスを使用し、仙台でもっともトレンドな都市型空間を創出している。仙台の玄関口として、東北各県の皆さまに高感度な情報を発信し続けていきたい」と意欲をみせる。
オープン後の来店者数は1日7,000~8,000人を見込み、初年度の売り上げ目標は35億円。2009年度には既存のエスパル仙台店と合わせ、年間売り上げ300億円を目指すという。
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