仙台の百貨店「藤崎」(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-261-5111)本館7階催事場で4月14日、岩合光昭写真展「ネコライオン」が始まった。
岩合さんは19歳の時にガラパゴス諸島を訪れたことをきっかけに、動物写真家としての活動を開始。世界の野生動物を撮り続ける一方、ライフワークとして身近な存在である犬や猫を撮り続けている。
人間と共生する猫と野生に生きるライオンを題材にした同展。「猫は小さなライオンだ。ライオンは大きな猫だ」と、とりわけ多くの時間を割いて撮影を続ける岩合さんが捉えた猫とライオンの同じようなシチュエーションのカットを比較展示する。
「視 See」「触 Touch」「味 Taste」「嗅 Smell」「聴 Hear」の5章で構成。宮城県石巻市・広島県庄原市・神奈川県逗子市・岩手県田野畑村や海外などで撮影された人間と共生する猫と、タンザニアのンゴロンゴロ自然保護区やセレンゲティ国立公園などで撮影した野生のライオンの写真175点を展示する。
同社販売促進担当者は「身近な猫と猛獣のライオン。似ているようで似ていない、似ていないようで似ている、そんな『ネコライオン』の摩訶(まか)不思議な世界をぜひ、見に来ていただければ」と呼び掛ける。
開催時間は10時~19時(4月17日~20日は20時まで、最終日は16時まで。入場は閉場30分前まで)。入場料は700円(高校生以下無料)。今月21日まで。