仙台の百貨店「藤崎」(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-261-5111)本館前・特設ステージに1月10日、「名古屋おもてなし武将隊」が登場した。
名古屋の魅力を全国に伝えるため、名古屋開府400年に併せて結成された同武将隊。現在は名古屋ゆかりの武将6人(織田信長・豊臣秀吉・徳川家康・加藤清正・前田利家・前田慶次)と4陣笠隊で構成され、名古屋城を拠点におもてなしや観光PRを行っている。
同館7階催事場で10日から始まった物産展「伊勢志摩・九州・名古屋フェア」の一環として企画された同イベント。武将隊の豊臣秀吉さん、加藤清正さん、前田慶次さん、踊舞(とうま)さん、元気!さんの5人が来仙した。
本館前特設ステージで、買い物客や武将隊ファンなど約300人を前に名古屋の食や文化の魅力をPR。自己紹介や歴史を交えた演舞も披露し、来場者を魅了した。奥州・仙台おもてなし集団「伊達武将隊」も激励に駆け付け、合同記念撮影を行うなど来場者をもてなした。同イベントは11日・12日にも行う予定。
名古屋市市民経済局担当者は「たくさんの方々に来ていただき大変うれしく思う。これからも地道に活動を行い、名古屋を全国にPRしていきたい。仙台・東北の皆さんにもおいしい『名古屋めし』を食べていただき、元気になってもらえれば」と話す。
同物産展では、ラーメン・うどん・漬物・肉加工品・総菜・弁当・スイーツ・工芸品など、伊勢志摩・九州・名古屋の44店が参加。開催初日から幅広い客層が訪れにぎわいを見せている。「長い歴史と風土に育まれた伊勢志摩・紀州と、個性豊かな名古屋の味が集合している。実演販売もあり、出来たてを購入していただけるのも物産展の魅力の一つ」と同店広報担当者。「この機会に名古屋おもてなし武将隊の臨場感あふれるパフォーマンスも楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。物産展は今月15日まで。