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仙台七夕、アニメ「戦国BASARA」と今年もタイアップ-描き下ろしイラストも

「戦国BASARA」宮城復興応援イラスト ©2010 CAPCOM/TEAM BASARA

「戦国BASARA」宮城復興応援イラスト ©2010 CAPCOM/TEAM BASARA

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 仙台の夏の風物詩「仙台七夕まつり」とアニメ「戦国BASARA」のタイアップが今年も決定した。

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 同アニメシリーズを手掛けるプロダクション・アイジー(東京都武蔵野市)は、第1期放映開始の2009年から宮城県とタイアップを展開。同祭との連携は3回目で、例年通り9月の「政宗公まつり」(大崎市)、10月の「鬼小十郎まつり」(白石市)とのコラボも決まった。

 今年の「仙台七夕」では、東日本大震災からの復興を祈念したイラストを用意。伊達政宗と片倉小十郎に加え、海に浮かぶ「サン・ファン・バウティスタ号」(以下、サン・ファン号)をあしらった。サン・ファン号は1613(慶長18)年に支倉常長ら慶長遣欧使節団をエスパーニャ(スペイン)に運んだ船。石巻の宮城県慶長使節船ミュージアム(愛称、サン・ファン館)に復元船が係留展示されている。

 震災で同施設は甚大な被害を受けたが、復元船は元の姿をとどめた。そうした背景から、アニメのキャラクターデザインを務める大久保徹さんが施設を訪れイラストを描き下ろした。「震災に打ち勝つシンボルとして、また、宮城の明るい船出を願いサン・ファン号を描いた」と同社担当者。

 イラストは同祭期間中、市役所前の円形広場に特大パネルで展示。クリアファイルやポストカードなどのオリジナル商品も販売する。「宮城を訪れて消費することで地元の企業が活性化し、それを継続することで経済的に復興する。そのことをアニメ『戦国BASARA』は応援していきたい」と同担当者。「ご家族・ご友人とお誘い合わせのうえ、宮城へ足を延ばしていただければ」と呼び掛ける。

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