仙台市青葉区の西公園南側で6月16日・17日、日本酒イベント「日本酒と西公園」が開かれる。
大町周辺エリアの飲食店をはじめ、不動産業・建設業・製造業などの会員で構成される商店会御譜代町商人組合のメンバーが中心となり実行委員会を結成。「日本の文化としての日本酒を新緑の西公園で楽しみ、日本酒と仙台の魅力を再発見する場を創出すること」を目的に、昨年6月10日・11日に市内中心部で行われた「東北絆まつり」に合わせて初開催した。
2回目となる今回は東北を中心に約25蔵が参加。「全国6号酵母サミット」のブースや和歌山・奈良の蔵も出店する。メインとなる利き酒ブースでは、50種類以上の日本酒を提供。飲食ブースも含め「会場全体では100種類くらいの日本酒が並ぶと想定される」(同実行委員会担当者)という。
利き酒の主な銘柄は以下の通り。青森県=「陸奥八仙」「じょっぱり」、岩手県=「百磐」「タクシードライバー」、宮城県=「黄金澤」「乾坤一」「萩の鶴」「花ノ文」「鳳陽」、秋田県=「刈穂」「翠玉」「まんさくの花」「鳥海山」「福小町」、山形県=「東光」「六根浄」「山形正宗」、福島県=「会州一」「田村」、茨城県=「彦市」、栃木県=「姿」「松の寿」、奈良県=「大倉」、和歌山県=「黒牛」など。
飲食ブースでは、市内を中心とする12店舗が出店。各店お薦めの日本酒やビール・ハイボール・カクテルなどのドリンク、焼き鳥・肉豆腐・煮込み・蒸しガキ・鶏天など日本酒に合う肴(さかな)も提供する。
同担当者は「蔵の方々がお酒を注いでくれて、お酒について説明してくれて、周りでは飲食店さんの自慢の酒の肴が食べられ、のんびりと利き酒ができる。日本酒好きな方はもちろん今まで日本酒にあまり触れてこなかった方も楽しんでいただける、宮城では最大級の日本酒の祭典だと思う。多くの方に来場いただければ」と呼び掛ける。
開催時間は、16日=10時~20時、17日=10時~17時。利き酒引換券(おちょこ10杯分試飲チケット)は、前売り=2,000円、当日=2,500円で販売する。