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「SENDAI光のページェント」全面再開-関連イベントも予定通り

輝きを取り戻したケヤキ並木の下で行われたパレード「サンタの森の物語」

輝きを取り戻したケヤキ並木の下で行われたパレード「サンタの森の物語」

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 配電盤火災のため休止していた「SENDAI光のページェント」が12月22日に全面点灯を再開し、関連イベントも予定通り行われるなど、光の回廊がにぎわいを取り戻した。

「光のひろば」インスタレーション作品

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 仙台・定禅寺通を会場に今月3日から始まった同イベント。14日に電源設備の火災トラブルが発生し、同日から点灯を中断。原因となった整流器2,750個すべての交換作業と安全確認、試験点灯を重ね、8日ぶりの全面再開となった。

 23日には、毎年恒例のサンタパレード「サンタの森の物語」を実施。サンタクロースやトナカイに扮(ふん)した一般市民のほか、楽天イーグルス・ベガルタ仙台のチアリーディングチーム、県内の高校・大学の吹奏楽部やバトントワリングクラブ、マーチングバンドなど22団体・約1,100人が参加。小雨交じりの寒さの中、沿道は点灯再開を喜ぶ市民や観光客など多くの見物客で埋まった。

 せんだいメディアテーク(仙台市青葉区春日町)1階では同日、オープンカフェ「光のひろば」が始まった。暗幕で囲まれた会場内にイスやテーブルが置かれ、中央のステージ上にはインテリア・空間デザイナーの尾形欣一さんと映像制作プロダクションWOWが共同で手掛けた作品を展示。

 内容は、舞い散る雪の映像と尾形さんのインテリアに来場者自身の影を融合するインスタレーション。来場者は映像の内側に入り込んだような錯覚を体感しながら、境界線のない映像空間を楽しむことができる。開催時間は11時30分~20時(最終日は18時まで)。26日まで。入場無料(カフェ飲食代は別途)。

 光のページェント実行委員会の瀬戸敏之委員長は「25年目にしてはじめてトラブルを経験したが、この経験を前向きに受け止め、今後に生かしてしていきたい。最終日まで多くの方にご来場いただき、1人でも多くの方々に楽しんでいただければ」と呼び掛ける。光のページェントは今月31日まで。

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