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「HMV仙台一番町店」閉店-利用客に見送られ13年の歴史に幕

最後のあいさつを行う吉田秀剛店長(中央)と同店スタッフ。市民らから大きな拍手が送られた

最後のあいさつを行う吉田秀剛店長(中央)と同店スタッフ。市民らから大きな拍手が送られた

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 仙台市青葉区の「HMV仙台一番町店」(仙台市青葉区一番町3)が11月7日、音楽ファンに見守られながら13年の歴史に幕を下ろした。

最後の客を送り出すスタッフ

 同店は1997年3月にオープン。東北のHMVでは最大となる1,050平方メートルの店内に約5万枚の音楽CDやDVDなどを在庫して販売。店内のイベントスペースでは週に1回程度インストアライブを開催するなど、仙台の音楽ファンに最新の音楽・映像情報を発信し続けてきた。「閉店を発表してから連日多くの方にお越しいただき、『寂しくなる』『今までありがとう』という温かい声を掛けていただいた」(同店の吉田秀剛店長)。

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 閉店が迫った10月29日からは連日、LGMonkees、FreeTEMPO、antennasia、GAGLE、Hi-Fi CAMP、曽我部恵一さんらによるインストアライブを開催。最終日は在仙アーティスト16組が出演するファイナルイベントを実施。出演したアコースティックデュオ・イケメン’ズの横山真一郎さんと伊東洋平さんは「結成前にコブクロさんのイベントを見て、このステージに立つことを目標にしてきた。6月に初のワンマンライブができて本当にうれしかったが、もっとここで歌わせてもらいたいと思っていたので残念。切なく寂しい気持ちでいっぱい」と閉店を惜しんだ。

 22時には最後の客を送り出してスタッフ全員が店頭に並び、吉田店長が「13年間本当にありがとうございました。音楽を愛する気持ちは忘れないでほしい」とあいさつ。利用客が見守る中、ゆっくりとシャッターが下ろされた。

 今年9月にはイオンモール名取エアリ店とイオン仙台泉大沢店も閉店し、今後県内では仙台ロフト店(青葉区中央1)が営業を続ける。吉田さんは「直接商品を手に取ってもらえることやイベントでアーティストを身近に感じてもらえるのがリアル店舗の良さ。仙台ロフト店ではまた新しい店舗の形を作っていきたいと思っているので、ぜひ足を運んでいただければ」と呼び掛ける。

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