仙台市内12の文化施設で現在、スタンプラリー「見験楽学 スタンプピクニック」が開催されている。
同イベントは2009年に発足した「仙台・宮城ミュージアムアライアンス」(SMMA)が企画。「大人の方にも楽しんいただけるように、スタンプのデザインや景品の内容にもこだわった」と事務局担当者は話す。
参加施設は、仙台市科学館、仙台市縄文の森広場、仙台市天文台、仙台市富沢遺跡保存館、仙台市博物館、仙台市八木山動物公園、仙台市歴史民俗資料館、仙台文学館、せんだいメディアテーク、東北大学総合学術博物館、東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館、宮城県美術館。各施設に1個ずつ設置されたオリジナルスタンプを集めて応募すると、到達数に応じて景品を進呈する。
内容は以下の通り。4個=「宮城のやきものシール」(先着1,000人)、6個=「閉館時アナウンスを朗唱・録音し、1カ月間館内放送できる権利(せんだいメディアテーク)」「プラネタリウムを5分間貸し切きれる権利(仙台市天文台)」など各施設が用意した「体験できるスペシャルプレゼント」または「オリジナルグッズ詰め合わせ」(応募による抽選)、12個=「SMMA認定ミュージアムコンシェルジュ」認定証とSMMA各施設の無料券セット(応募者全員)。
現在までに10~70代の幅広い層が参加し、1週間で全施設を回った参加者もいるという。「この企画を通して普段は行ったことのない施設へ足を運んでもらうきっかけになればうれしい。秋の休日に、楽しく学びながらスタンプを集めてもらえれば」と参加を呼び掛ける。
入館料、開館時間は施設によって異なる。11月28日まで。スタンプブックは参加各施設で配布している。