6月にオープンした仙台市太白区のカフェ「ノンメゾン」(仙台市太白区鹿野2、TEL 022-398-6771)が、近隣の主婦やOLにくつろぎの場として利用されている。
オーナーの渋谷伸明さんは、約20年間市内で会社員として勤務。カフェ好きでいつか自分の店を持ちたいと考えていたことから、退職を機に開業を決意。「子どものころ家にはいつもパンが置いてあり、近所の子どもが遊びに来ると、どういうわけか母はパンを配っていた。亡くなった母の思いを何かの形で残したいと考え、『いつもパンがあるカフェ』を始めようと思った」と渋谷さん。
店舗面積は17坪。席数はカウンター・テーブル・ソファ席合わせ20席。曜日ごとに異なる6人の作家がパン(120円~)やスイーツ(150円~)を提供するのが同店の特徴。「天然酵母を使用し、時間と手間暇をかけ、愛情を込めて作っていただいたものばかり。同じ種類のパンでも作家さんごとに味も表情も違うので、毎日でも楽しんでいただけると思う」。パンやスイーツはテークアウトにも対応する。
イートインメニューとして、「日替わりランチ」(800~850円)2~3種類、「気まぐれ野菜スープ」(400円)や、「ノンメゾン オリジナルブレンド」(380円)、「アイスティー(アールグレイ)」(350円)、「マンゴージュース」(300円)などのドリンクを用意する。
近所の主婦やOLを中心に、20代から年配まで幅広い層が利用する。渋谷さんは「ゆったりとした時間が過ごせるような雰囲気を大切にしている。気軽にお越しいただき、自宅のリビングにいるような気持ちでくつろいでもらえれば」と話す。
営業時間は11時~19時(日曜・祝日は18時まで)。土曜定休。今後は作家によるパン作り教室なども予定している。