J1ベガルタ仙台の梁勇基(リャンヨンギ)選手がクリエーティブ・ディレクターを務めるアパレルブランド「R.YANG(アールヤン)」の通販サイトが5月16日、オープンした。
サイトを運営するのは、仙台を拠点に音楽ソフトウエアの企画・製作・販売を手掛けるs-mix entertainment(仙台市青葉区二日町2)。同社代表で同ブランドプロデューサーの前沢健二さんは「以前から梁選手と交流があり、お互いファッションが趣味で服の話をすることが多く、僕らで一から服を制作してみようという話になった」という。
同ブランドでは「大人のクラシックアメリカンカジュアル」をテーマに、「梁選手自身が着たいと思うような、飽きのこない形やデザイン」の商品を提案。ブランド名の「R.YANG」は、「梁選手のブランドとしてサポーターやユーザーにダイレクトに伝わるように」と梁選手の名前からネーミング。YANGには陰陽の「陽」の意味も込め、選手・ブランドとしての成功や飛躍を表した。
ラインアップは、主力商品のTシャツ(各種4,800円)をはじめ、「定番ファッション」のボートネックボーダーカットソー(1万2,000円)、「サッカー観戦には欠かせない」タオルマフラー(3,500円)のほか、ビーニーキャップ、ランチバッグ、キーホルダー、携帯ストラップなど計11アイテム29種類。今後はレディスやキッズ商品を展開する予定。
当面はサイトを通じた販売のみを行う。メーンターゲットは据えず、「梁選手のファンの方はもちろん、ファッションに興味がある方など幅広い層に着用していただければ」と前沢さん。「着る人をポジティブな気持ちにさせてくれるブランドとして、多くの方々に愛される存在になれば」と期待を込める。
現在、ワールドカップ北朝鮮代表選手としてチームに合流中の梁選手は「普段から着られる服や僕が気になっているグッズなど、この場を通じて皆さんにお届けできたら、との思いで企画を立ち上げた。僕自身、服などが好きで楽しみながらやっているので、皆さんに活用していただけたらうれしい」とコメントを寄せる。