仙台市青葉区のテークアウト専門店「It’s Moo(イッツモー)」(仙台市青葉区一番町4)で販売しているポテトのスイーツが、20代女性を中心に人気を集めている。
同店を運営するのは、食品販売や飲食店運営を手掛けるヴォース(青葉区花京院2)。同社では「高級鳴門金時」の大学芋を使用したオリジナルパフェを考案し、「より多くの方々に味わっていただきたい」(店長の工藤広隆さん)と、今年7月に同店をオープン。店名は、芋を使用した商品展開に合わせて「イッツ・イモ」とかけ、「いつもうちのスイーツを食べてほしい。いつ来ても楽しい店にしたい」との思いから名付けた。
メニューのラインアップは約20種類。同店の「一番人気」は、ソフトクリーム・大学芋・黒蜜と白蜜のかりんとう・サツマイモソフトクリームが4層になったオリジナルパフェ「ソフポッテ」(360円)。17種類のトッピングから好みの3種類を選んでのせる「オリジナルソフポッテ」(420円)も販売。トッピングの種類は、生クリームや板チョコ、メープルソース、マスカルポーネチーズのほか、納豆、タコキムチなどの変わり種も。
そのほか、ジャガイモを丸ごと1個使用し、コンソメやチーズなど6種類のフレーバーを用意した「トルネードポテト」(300円)や、「スフレケーキのような食感と、濃厚でしっとりした味わいが特徴」の瓶入りチーズケーキ「絶品MOOチーズ」(380円)、秋・冬限定の「おいもあげ」(250円~)、「とりポテセット」(350円)なども提供。「メニューはどんどん増えており、週替わりのおすすめメニューや3日間限定の幻メニューなども登場するので、こまめに足を運んでいただければ」と工藤さん。現在は冬に向けてホットメニューを開発中だという。
オープンから約3カ月が経ち、20代女性を中心に「昼はご年配の女性の方、夕方は学校帰りの学生さん、夜は会社員の方やOLさんの利用も多く、リピーターも増えている」という。工藤さんは「お客さんとの出会いや会話を大切にしたいので、気軽に話しかけていただければ。やがてお客さん同士のつながりが生まれるような、コミュニティーの場になれば」と期待する。
営業時間は12時~24時(金曜・土曜・祝前日は翌1時30分まで)。