仙台駅ビル「エスパル」(仙台市青葉区中央1)3階に、婦人靴専門店「DeaDia(デアディア)」(TEL 022-221-1022)がオープンした。
靴専門店のリーシングに力を入れる同施設には、同店のほか「銀座かねまつ」「アカクラ」「リーガルシューズ」「プールサイド」「オデット エ オディール」など、本館・エスパルIIを合わせ8店舗が出店する。同施設営業部の石田加奈子さんは「靴の専門店を8店舗そろえることで、たくさんのお客さまのさまざまなニーズにお応えできるようにしている。エスパルの強みであるアパレルショップとTPOに合わせてコーディネートできるという相乗効果もある」と説明する。
8月にオープンした同店は、婦人靴企画・販売のダイアナ(東京都渋谷区)が展開する東京・渋谷発の婦人靴ブランド。東北では初出店。店長の土居景輔さんは「以前から地方都市への出店を考えており、東北地方の方や観光客の方もターゲットに据え、東北の中心都市である仙台への出店を決意した」と話す。
店舗面積は14坪。店内はグレーを基調にしたシックな雰囲気が特徴で、店舗と通路の間に仕切りを設けず「どなたでも気軽に入りやすい空間を意識した」という。
取り扱う商品は、同店オリジナルのパンプス(7,000円~)、ブーツ(11,000円~)を中心に約300種類。この秋の「人気商品」(土居さん)は、シンプルなショートブーツにスタッズやフリンジをあしらった「フリンジショートブーツ」(10,290円)、「ミニ丈のボトムにおすすめ」という「スエード調ニーハイブーツ」(14,490円)、「ニーハイウエッジソールブーツ」(13,440円)など。「渋谷ではトレンドのものが人気だが、仙台では通勤用のブーツやパンプスなどベーシックなものが人気。ヒールの高さもペタンコや低めのものが売れ筋」(同)。
同店ではメーンターゲットを20代前半の女性に据えるが、オープンから約1カ月間で10代後半~40代の幅広い層が利用しているという。土居さんは「当店の靴を履いて来店してくれるリピーターの方も多くなっているので、知名度も上がってきていると感じる」と話す。
営業時間は10時~21時。