仙台の中心市街地で5月16日・17日、恒例の「仙台・青葉まつり」が開催される。
今年で25回目の節目を迎える同祭。16日に「宵まつり」、17日に「本まつり」が行われ、中心行事となる伝統芸能「仙台すずめ踊り」には過去最多の127祭連(まづら)が参加。約4,000人の「すずめ」たちが色とりどりの法被に身を包み、メーン会場となる定禅寺通りや勾当台公園、一番町商店街などで演舞する。
25周年記念イベントとして、これまでの受賞祭連や個人戦の受賞者など150人が演舞する「伊達の舞(だてのまい)」を開催。また、勾当台公園を主会場に行われる「伊達(だて)縁」では、「青葉寄席」「青葉青空将棋」「化粧屋」「時代衣装屋」など、市民による郷土芸能や各種パフォーマンスを披露。牛タンや魚介類、芋煮、はっと汁など地場の味が楽しめる「杜の市」も開く。
同祭協賛会事務局の遠藤瑞知さんは「今年はETC割引などもあり、遠方からも多くの方がいらっしゃるのでは」と、昨年の約90万人を上回る来場者数に期待を寄せる。「『杜の都・仙台』の美しいケヤキ並木のトンネルを、伝統のすずめ踊りや豪華絢爛(けんらん)な山鉾(やまぼこ)が通る様は、まるでタイムトリップしたよう。ご家族そろってぜひ遊びに来ていただければ」と呼びかける。
開催時間は16日=11時~21時、17日=11時~17時。