
10代アーティスト限定の音楽イベント「マイナビ閃光(せんこう)ライオット2025」のファイナルステージに、仙台のバンド「物品販売」が出演する。
浅野いにおさんが手がけた「マイナビ閃光ライオット2025」キービジュアル
「閃光ライオット」はTOKYO FMはじめJFN38局で放送するラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」とソニーミュージックが主催。10代のアマチュアアーティストが集まる「音楽の甲子園」として2008(平成20)年から2014(平成26)年まで開催し、2023年に再開した。これまで、Galileo Galilei、ねごと、GLIM SPANKY、関取花さん、片平里菜さん、緑黄色社会も出演している。昨年は白石高軽音楽部のバンド「halogen」が最高賞のグランプリを獲得した。
今年は全国から3129組の応募があり、デモ審査、ライブ審査を勝ち上がった9組が、8月7日に東京都江東区のZepp DiverCityで開かれるファイナルステージに出演する。スペシャルサポーターとして、アイナ・ジ・エンドさん、OKAMOTO'Sのオカモトレイジさんとオカモトショウさん、GLIM SPANKY、syudouさんが講評を行う。
物品販売は2022年に仙台で結成したエキゾチックポップバンドで、ボーカル・ギターのはいへいさん、ギターの晃史郎さん、ベースのにいつまさん、ドラムスのさとはるさんの4人構成。仙台や東京都内のライブに出演し、3月には仙台の「spaceZero」で初のワンマンライブを行いソールドアウト。ファーストEP「まごころ」もリリースした。
ファイナルステージを前に、はいへいさんは「初めて見に行ったライブハウスがZeppだったので、自分のバンドの始まりの舞台に立てるのがうれしい」と話し、「今まで信じてくださったファンの人間、閃光ライオットを通じて出会ってくださった人間、全員を満足させるステージにする」と意気込む。
12時45分開場、13時30分開演。物品販売の出演予定は17時30分。入場無料。オンライン配信も行う。