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「東北福興弁当」第13弾 東北の事業者が製造する15品目を盛り込んだ駅弁

東北6県15事業者の15品目を盛り込んだ「東北福興弁当」

東北6県15事業者の15品目を盛り込んだ「東北福興弁当」

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 東北各地の食産事業者の食品を盛り込んだ駅弁「東北福興(ふっこう)弁当~東北の恵み、心を込めて」の販売が3月7日、始まった。

掛け紙のイラストは岩手県出身の画家・イラストレーターの古山拓さんが手がけた

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 「東北福興弁当」は、JR東日本クロスステーションフーズカンパニー(東京都渋谷区)が東日本大震災のあった2011(平成23)年から、食で復興を支援しようと中小企業基盤整備機構東北本部の協力を得て販売している。これまでの通算出荷数は100万個を超える。

 第13弾となる今回は、東北6県15事業者の15品目を盛り込んだ。主な献立は、「青森県産さめ節入りだしと秋田県産比内地鶏スープの茶飯」「牛タン入り笹かまぼこ」「三陸産あなご煮」「三陸産鮭(さけ)みそ漬け焼き」「福島牛入りハンバーグの高田梅入り塩こうじソースのせ」「がんもどき含め煮」「山形県産生芋玉こんにゃく煮」など。

 JR東日本クロスステーション常務執行役員フーズカンパニー弁当事業部長の安部基宏さんは「リニューアルを重ねながらロングセラー商品となり、お客さまに好評を得ているのは、復興にかける事業者の皆さまの思いが伝わっているから。東北と日本各地、過去と未来、お客さまと私たちをつなぐ駅弁だと思っている」と話す。

 価格は1,680円。JR仙台駅構内の「駅弁屋 祭」のほか、JR東京駅、新宿駅、上野駅、大宮駅の「駅弁屋」でも取り扱う。販売期間は約1年を予定する。

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