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仙台に「まるさん中華」 店主郷里の味を再現、懐かしさ感じるラーメン提供

らーめん まるさん中華の「らーめん」(写真提供=同店)

らーめん まるさん中華の「らーめん」(写真提供=同店)

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 ラーメン店「らーめん まるさん中華」(仙台市青葉区梅田町1、TEL 022-725-6930)が2月14日、北六番丁通り沿いにオープンした。

「まるさん中華」で使われていたのれんが飾られている店内

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 「まるさん中華」は店主・山口玄士良さんの故郷、山形県南陽市吉野地区で昭和から平成にかけて約40年営業していたラーメン店。山口さんは「動物系だしを中心に煮干し類をほのかに利かせた昔ながらのあっさり中華そばで、地元民にこよなく愛され、自分も幼少期毎週のように食べていた」と振り返る。「ラーメンの原点であり、理想の中華そばである『まるさん中華』の味を受け継ぎたい」と、のれん分けの許可を得て出店にこぎ着けた。店舗面積は約10坪。席数は6席。

 鶏ガラと豚背ガラをベースに、あご煮干し、平子煮干し、昆布、シイタケを合わせたスープに、国産小麦の加水率40%の中太自家製麺を合わせる。豚肩ロースを自家製たれで沸騰させずじっくり煮込んだチャーシューと、メンマ、なると、ネギ、のりをトッピングする。

 メニューは、「らーめん」(850円)、「煮卵入りらーめん」(980円)、「チャーシューめん」(1,150円)のほか、豚ひき肉に乾燥台湾エシャロットを合わせたあんを大判の皮で包んだワンタンを合わせた「わんたんめん(わんたん3個)」(1,000円、以上麺量170グラム)、ラーメンのたれと鶏油(チーユ)をベースにばら岩のりをトッピングした「油そば」(麺量200グラム、850円)など。大盛り(150円増し)、トッピングの煮卵、ネギ、メンマ(以上130円)、「らーめん」と「しょうが肉ごはんミニ」のセット「まるさんセット」(1,000円)も用意する。

 山口さんは「まるさん中華を知らない方でも、どこか懐かしさを感じてもらえるラーメンだと思う。『ラーメンってこうだったよね』と、小さい頃に食べたラーメンに思いをはせてもらえたら」と話す。

 営業時間は11時~14時30分。土曜・日曜・祝日定休。

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